履歴書と訂正

この記事の概要

 

・現役のメルカリCSの方による

 実際の履歴書を用いた添削

 

・添削前後の履歴書PDCA

 

この記事の目的

①あなた:PDCAを回す具体例を見て、

     実際にやってみる

   私:PDCA を回してるとアピール

     サイクルを回す練習

②あなた:履歴書の書き方を

     具体例に沿って

     自分のものに反映させる。

   私:書き方を学び

     ライティングスキルや伝える力

     を上げる。

 

今回は

現役メルカリCS の方に

履歴書の添削をしていただきました。

 

本当に素敵な方で、

自分がメルカリに入ることを

徹底的にサポートする優しさの塊です。

 

たとえば、

メルカリやGMOペパボなどのCS が集まる

イベントに誘っていただいたり

今回のように履歴書の添削まで

していただけました

 

本当にありがとうございます!m(_ _)m

 

タイトル・概要にもあるとおり、

今回は実際の履歴書を添削してもらいます。

 

と同時に

 

履歴書でPDCAを回し、

あなたの参考にすると同時に

実際にやってもらいます!

 

☆☆☆添削前☆☆☆

 

P:計画

 

全体的に盛り込もうと思ったことは、

 

ⅰ)自分の体験をもとに、メルカリの採用要項歓迎要項にあったことに導き、ともに働くとどうなるかを想像できるようにする。

ⅱ)絶対面談したい、面白いと思ってもらうような表現をする。

 

の2点です。

 

ⅰ)について

 

・採用要項:メルカリの文化

Go bold , Be Professional , All for one

 

・歓迎要項:0→1にする

 

にそれぞれ焦点をあてました。

 

 

ⅱ)について

 

・話が上手な人の表現をパクる。

 

で、その結果がこちらの履歴書です。



f:id:kmatsuda0408:20181010030341j:image

 

 

C:(全体の)評価(自分とKさん)

自分

・論理構成がクソ。

・最初の一文は匂わせる感じだが、

 次の文が具体的なものを指さないので

 最初の文が生きていない。

・比喩を比喩で表して抽象的すぎる。

 抽象オリンピックがあれば優勝レベル。

・数字は半角で書けバカヤロー。

・第3段落で、第1段落と第2段落の内容を

 ムリヤリくっつけようとしすぎ。

 

Kさん

・抽象的すぎて本来必要な志望動機が見えづらい印象

 

・限られたスペースに対して盛り込まれてる要素が多く、主張したいことが分からない

 

・本来ほしい内容が記載されていない

 

といった感じです。

 

2つめと3つめは

気をつけないといけないですね。

 

「あれも入れなきゃ!これも!あー字数が足りn」

となり、何が言いたいかわからない。

 

そのせいで3つめに指摘されるように、一番ほしいところがない。

 

本末転倒です。

 

今回は、

添削前のPDCA

添削後のPDCA

をやっていきます。

 

それぞれの志望動機の意図

を説明すると同時に、

 

どうしてここがダメなのか?

どうすればもっといいものができるのか?

 

そして、細かい添削結果を踏まえて、

どのような履歴書に書き直していこうかを

理由と共に書いていきます。

 

それでは、

一文ずつ分けて見ていきましょう!

 

・きっかけは、●●●●さんから誘われた形で、メルカリについて調べていくうちに、メルカリは「魔法のキッチン」だなと思い入ってみたいと思いました。

 

冒頭で

面白いと思ってもらえるように

はなしが面白い人をパクりました。

 

そもそも興味がわかないと

会おうなんて1mmも思いませんからね。。笑

 

今回、話が面白い人で

頭に浮かんだのは秋元康さん。

 

とりあえずはパクろう

 

ということで

彼のインタビュー記事を探しました。

 

それが下の記事です。

秋元康が考える“最強のアイドル”とは? 『ラストアイドル』誕生秘話 | AbemaTIMES

 

坂道シリーズというのは、

 

中略

 

集まったメンバーの個性で曲を選んでいくというスタイルです。

それとは逆に「最初に曲を決めて、その曲に合った人たちを集めたい」

 

中略

 

スーパーマーケットで食材を見てから「何を作ろうかな?」と考える場合もありますが、そうではなくて、作る料理が決まっていて、最も合う食材を探すやり方。

 

僕は

「この例えと視点が面白さのキーポイントじゃないか??」

と思い、履歴書でも比喩表現を使いました

 

世界中のどんな食材でも手に入る冷蔵庫

 

 

という意味を込めて、

魔法のキッチンという言葉を使用。

 

ただ、

Kさんからは

 

最初の一言でなるほど!と思えない。

 

ということでした。

ぐうの音も出ませんorz

 

志望動機の欄なのに、

全く理由がわからない上、

比喩表現をいきなり使われているので、

見てる側としては混乱します。

 

たとえば

メルカンで働く人が話してるのを聞くと、

すごく充実して働いてるんだろうなと

思ったからです。

 

メルカンラジオのーの話で

〜さんと〜さんがーを聞いていると

仕事に対してオープンに

しかも和気あいあいと話している。

こんな職場は聞いたことがないし、

 

というように抽象と具体をうまく使えば、

なるほどとわかったかと思います

 

 

世界中のあらゆる食材・キッチン器具が手に入るし、使った食材は更に他の人に渡って使われるからです。

 

 

これに関しては先ほどの説明ですが、

Kさんからは

なんとなくはイメージできるが、

どうしてそれを主張できるか?

がしっくりこない

 

そのとおりだなと

 

比喩を使うときは具体的な例を出さないとしっくりこないのでは?と反省

 

表現を具体化するのが大切です

 

さて、次の段落

僕は大学で合気道部に入ってました。2年生の夏、先輩としてもっと出来ないとダメだと痛感し、1人で東京にまで遠征に行き、他の道場の技術を盗みました。そのおかげで、4年生も出来ない技術を1年生でも出来るようにし、みんなの練度を高めました。

 

・Be Professional

先輩としてもっと出来ないと駄目だ

 

・Go bold

東京に1人で他の道場の技術を盗みに行く

 

・All for one

他の人でも出来るようにした

 

なんと3個もアピールできる!

ということでこのエピソードを入れました。

 

ただ、

さっきの段落とまるでつながらない。

 

どうしようかと思っていましたが、

とりあえず添削してもらおうと

落ち着き、出しました。

 

もちろんKさんからは

アピールできるエピソードだが、

文章の流れが突然すぎる

と指摘されました。

 

もう少し文をつなげていこうと思いました。

 

さて、

次の一文はCSに触れるためのもの。

CSは利用者のサポートですが、たとえば、お金だけでなく、スキルやモノの交換も可といった利用者という料理長の合気道部でやったように可能性を広げる、そんなCSになりたいです。

 

言いたかったことは、

お金という媒体だけでない取引の実現です。

 

たとえば

Aさん:数学を教える。ほしい本Book1

Bさん:数学が苦手。もってる本Book1

 

この2人AさんBさんのマッチングをするということです。

 

で、メルカリは

その教えてる様子を映像として記録し、

他の欲しい人にお金をもらって提供できる。

 

といったことを考えました。

 

料理長の下りは魔法のキッチンの下りにつなげるため。

 

ただ、詳しく説明しないとわかりません。

 

Kさんからは

「CSについて触れる重要な部分だが

 主張が不明瞭」

と指摘されました。

 

また、総評として

①ひとことで言うと「あなたはなぜ今回応募したの?」そこをハッキリさせる。
②今までの職業や経験からなぜ弊社なの?
この2つくらいが適量かと思います。ポイントは未来よりも過去。

 

ということでした。

 

で、次回の記事で

再考した文書を載せていきます!